Saturday, September 3, 2011

北海道ツーリング: ヒグマ

北海道では場所によってヒグマが出没する。実際被害にあって初めてあまりタチのいい動物ではないなと思う。キタキツネはエキノコックスの宿主なので要注意だが、知床だと餌付けしているので寄ってくる。これも結構恐怖だった。沢の生水もやはり危ないとあとで気がついたが、結構飲んでしまった。今、問い合わせて対応を考えている。実際、感染してから発症するまで10年位スパンがあるので3年ごとに抗体の検査をして経過をみればよいのだろうかと考えている。がやはり専門家やその道の意見が大切なので問い合わせたということだ。初期であれば薬で治療できるが発症するとお陀仏ということらしい。リスク管理は次善策でも早めに手を打って、また無駄なく済ませることが大事になる。


ヒグマは3時ごろ活動していて、どうもテントのそとで物音がするので目が覚めて、しばらくジッとしていると、鼻息か妙な音が断続的にして、テントをひっかく音、そして防水シートとテントの間にあった朝晩飯用のおかずの入ったポットをあさっている音がした。ポットなので金属音がする。おそらくヒグマは片手で引き出したみたいで、朝、4時半ごろ明るくなって出て確認してみると散乱していたポットの中身が綺麗になくなっていた。鮭の切り身のカレーですっかりおいしく頂いたようだ。味しめてまた出没するのだろうか、何も知らずテントを張っているツーリストさん、お気の毒様。基本は臭いのするものはすべてビニール袋でパックして臭いを逃さないようにする。くまだけでなく、カラス、猫など動物は絶えず食料を狙っているので気をつける必要がある。北海道は野生動物が多いので、自然のルールに従って自分を合わせていかなければいけない。




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