Thursday, September 22, 2016

Fonera Simpl :カスタムFWの作成


公式配布版のFon-ng 4.0.2.3版をベースにしています。このカスタム版はフリーインターネットに関するFon関連もモジュールを除いて、少しWEBインターフェースに手を加えたものです。
公式版をベースにしてあるのでRalink SDKより安定度はあると思いますが、なぜか私のPCではnモードの150Mbpsは使えませんでしたね。

dropbearをインストールしたかったがmicordというデーモンがコンソールを邪魔して中が見れなかったので出来ずじまいでした。ビルドしたルートシステムを見たところシェルコマンドがなくデーモンの起動スクリプトが実行できないため起動は無理だと考えられます。Busyboxを入れるとなると更に使えるメモリが少なくなり恐らくほとんど機能的に付加できないということになります。あとFonはCoovaというポータルを使っていてSimplのAPまで暗号化してないのは単にSimplのフラッシュメモリの制約からで、4MBあればセキュリティもきちんとしたものができたはずです。

OpenWrtのサイトを見たらrt305x系はもうだいぶ前から追加されているので、このSimplにも入れたいところだがどうやってもフラッシュメモリが2MBというサイズの制約で無理でした。結論としてはFon-ng版に手を入れてカスタマイズするのが最良だということになりました。

最新のOpenWrtだといろいろ遊べるんですが残念ですね。

ということでこれ以上、Fonera Simplに手を入れる予定はないのですが、もしあるとすれば、Fonが使ってるポータルを自分用にカスタマイズすることかできるかもしれない。

FreeRadiusはNASに入れてあるのであとはAPをセットアップするだけです。

でもバッファーローの余っているルーターがあるのでそちらを使うかもしれません。
それにはChaos Calmer 15.05.1が入ってるのでいろいろいじり甲斐があるのですが。

話は元に戻り、このカスタムバージョンのコードネームはリトルミー(Little My)です。小さいっていう語がこのFonにぴったりだし、リトルミーの頭の形がSimplに似てるので決めました。